お茶には脂肪燃焼を促したり、脂肪が体内に吸収されたりするのを抑える作用があるため、ダイエットには効果的な飲み物です。
しかし、お茶は飲むだけで痩せるというものではありませんので、バランスのとれた食事と適度な運動をしながらダイエットをすることが大切です。
効果的なお茶の飲み方は、なによりも、継続して食事や運動前に飲むことが大切ですので、お茶を飲むことを習慣にしましょう。
飲む量は、1日、1～1.5リットル程度が目安です。しかし、飲み過ぎるとむくみなどの原因になることもあります。
冷たいお茶は、体を冷やしてしまう恐れがあるため、努めて温めて飲みましょう。
また、お茶には利尿作用があるので、まとめて一気に飲むのではなく、1杯ずつ何回かに分けて飲むと良いでしょう。
脂肪を燃焼させやすくするカフェインが効果を発揮し始めるのは約30分後です。このため、運動や入浴をする時は、30分ほど前に飲みましょう。
お茶を飲む際の注意点としては、貧血気味や貧血の時には食事中に飲まないことです。
お茶に含まれるタンニンは、食事で摂った鉄分の吸収を悪くします。このため、貧血の時は、鉄分剤を飲む前後1時間や、食事中・食事の前後1時間は控えましょう。
また、鉄分が含まれるコーン茶、ココア、100％オレンジジュースなども貧血の時には良いとされています。
カフェインが含まれるお茶や、利尿作用があるお茶は寝る前に飲むは控えましょう。また、カフェインが含まれるお茶を飲みすぎるのも良くありません。
カフェインの過剰摂取は、体に悪影響を与えることがあります。妊娠中や授乳中の方も控えた方がよいでしょう。
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