暮らしのチエ

日常の暮らしに関するお話

コラーゲンが不足すると血管は?

コラーゲンが不足すると、シワやたるみなどの皮膚のトラブルだけでなく、関節の痛みや変形、あるいは、骨の衰えなどと言った症状が出てきます。それと同時に、血管にも深刻な悪影響をもたらします。

私たちの体全身に張り巡らされた血管は、体に必要な物質を補給したり、不要なものを運んだりして、生きていくために欠かせないものです。

もし、この血管が丈夫で健康でなければ、体に異常が起こります。すなわち、血管は細かい傷を絶えず生じているため、コラーゲンが不足するとこの傷口の修復がうまくいきません。

血管が傷ついたままになると、その傷口から血液中のコレステロールなどが侵入しやすくなります。それが積み重なっていくと血管を圧迫して、そこにカルシウムなどが重なって固まると、血管はもろく壊れやすくなります。

これによって、脳出血脳梗塞心筋梗塞などの生命に関わる重篤な疾患を引き起こすことになります。

このように、コラーゲンが不足すると、人間の生命が脅かされることにもなりかねない深刻な事態を引き起こすのです。そうならないためにも、コラーゲンは適切に、しっかりと補給していきたいものです。

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