二の腕を集中して部分痩せしたい時は、腕の筋肉の仕組みについて知っておく必要があります。
ダイエットにおいて大切なことは、筋繊維を太くすることではなく、筋肉内でのエネルギー消費量を増やすことなのです。
二の腕は、大きく分けて上腕二頭筋と上腕三頭筋という２つの筋肉からできています。
この二つの筋肉を意識し、集中してトレーニングできれば、部分痩せの効果はより高くなるでしょう。
腕を身体の前に伸ばし、手のひらを上に向け、肘（ひじ）を曲げて、力こぶの部分が上腕二頭筋、力こぶの真下に位置するのが上腕三頭筋です。
この二つの腕の筋肉を意識して、ひじを伸ばしたり曲げたりすると、２つの筋肉が互いに拮抗的に働いて、肘関節を屈伸させているのがわかります。
トレーニングなどによって筋肉の筋繊維が太くなると、エネルギーの消費が多くなって太りにくくなるといわれています。
また、脂肪を効率よく燃焼させるには、筋肉の動く範囲を広げることも有効です。
そのためには、ストレッチが効果的です。
特に、 二の腕は、意識しないと動かすことが少ない場所なので、筋肉は固くなりやすいです。
筋肉が固まると、脂肪が燃焼しにくくなりますので注意が必要です。
腕のストレッチは、両腕を上にゆっくりと伸ばし、筋肉を伸ばします。
次に、そのまま右に身体を倒します。これで、腕の違う部分が伸びます。
同じように左に体を倒します。左右に体を倒す動作が腕のストレッチになります。
ゆっくりでいいですので、何度も左右に動かしてみましょう。
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