暮らしのチエ

日常の暮らしに関するお話

住まいにおける最近のスマートホーム事情

夏に、「エアコン、切り忘れたかも!」と外出してから不安になるのはよくある話ですよね。

家から近いところで気づいたら引き返すことはできますが、電車に乗っていた時だったら、そうはいきません。

こんな時、スマホを使って、遠隔操作でエアコンの電源を切ることができたらどんなによいか。

こうした暮らし上のちょっとした悩みを解決してくれるのがスマートホームなのです。

スマートホームは、IoT(モノのインターネット)技術を導入した冷蔵庫や洗濯機といった家電製品をインターネットでつなぎ、リモートで操作・管理できるようにして快適な暮らしを手に入れようとするものです。

家電製品に限らず、家の戸締りや、室内気温の調整、テレビの操作など、部屋の中にある機器も、ネットワークにつなげることで、外出先でも遠隔操作することができるのです。

スマートホームの領域は、冷暖房や電気などのエネルギー管理、防犯・セキュリティシステムなどのホーム・セキュリティ、介護などのヘルスケア、ゲームやビデオなどのエンターテインメントの4つに分類されます。

例えばエアコンですが、帰宅前にスマートフォンでオンにすれば、帰宅時には快適な室温になっております。うっかり切り忘れても、外出先からオフできます。

また、見たいテレビ番組の録画予約を忘れたときでも、外出先から操作して予約をすることが可能です。

変わり種としては、スマート化したプランターも登場しております。土が乾燥したらスマホに通知が届き、スマホを通じて指示することで水やりができるという優れものです。

土壌湿度や室温、周辺光の情報もセンサーで感知して、常時、どこにいてもスマホでチェックできるので、植物を育てる手間が省けます。

また、住宅の分野では、太陽光パネルで発電した電力と、家で消費している電力がひと目でわかるスマートハウスの登場により、エコな暮らしの実現に貢献しております。

スマートホームによる高齢者の見守り